鎌倉市では、約七千の難視世帯が予測され、そのうち鎌倉地域では複雑な地形から約五千世帯が難視世帯になるため対策が必要です。
そこで、放送事業者が検討した結果、鎌倉市役所屋上にアンテナを建て、逗子市披露山のアンテナから受信して再送信する方法で対応することが、議会に報告されました。
このことにより、鎌倉地域では約四千世帯が解消される見込みですが、残る一千世帯がどこなのか、早期に情報を明らかにするよう求めました。
国が責任をもって対応すべき
全市的に今後、鎌倉地域で残る世帯と関谷・腰越・笛田地域の約七百世帯は、ケーブルテレビ加入等の対策を行い、北鎌倉地域の約一千百世帯と岩瀬地域の約二百世帯は衛星放送による暫定的な対策を行うとのことです。
「地デジ」の移行は、政府が決めた国策です。難視地域の対象世帯への十分な説明と補助制度の適用など、国として責任をもって対応するよう今後も強く求めていきます。