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吉岡和江のかけある記

2025年11月3日

医療期間の経営は今!

ご存じですか?あなたのまちの病院・診療所が崩壊寸前!?

鎌倉社会保障推進協議会の総会が行われ、上記の学習会が行われました。

社保協総会1-1

神奈川県保険医協会の事務局から保険医協会の医師、歯科医師の現場の声が話されました。

社保協総会4-4

物の値段、水光熱費、人件費が上がっています。他業種と同じように医療機関の支出は増えています。

医療機関の収入はその多くは国で決まられる「診療報酬」から得ています。患者さんからいただく額は勝手に決めることはできないのです。

診療報酬額は(料金表の変更)は2年に1度しか行われません。しかも約30年間減額傾向とのこと。

保険医協会は診療報酬の大幅引き上げと前倒し実施、早急な補助金支援を求めているとのことです。

医師団体の調査では全国医師会も令和7年「診療所の緊急経営調査でも6年度の経営収支は前年度から大幅に悪化した。

3から5割が赤字

厚生労働省の資料(2025年8月27日中央社会保険医療協議会)でも

病院     55.2%が赤字

医科診療所 33.4%が赤字

歯科診療所 42.3%が赤字  ⇒  3から5割が赤字 

鎌倉の健康診断や予防接種委託料を増やして

先日 教育福祉常任委員会と鎌倉医師会との懇談会でも同様の報告がありました。

医師会との懇談常任委員会11月28日2

健康診断や予防接種の委託事業も実態より委託料が少なく大変との声が寄せれました。

今、病床の削減、OTC類似薬の保険はずしなど不安なことばかり。

保険医協会では「地域住民の医療を受ける権利を保障するために 医療機関の維持存続への支援を求める請願署名」

への協力が訴えられました。

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