〒248-8686神奈川県鎌倉市御成町18-10(鎌倉市役所内2階)
TEL:0467-23-3000
皆さんが安心して暮らせる住みよい鎌倉市、環境・平和・福祉の鎌倉市を目指して
議会での質問等

2023年7月3日

「深沢まちづくりと公共施設再編計画に関連して」吉岡議員は左記の内容で一般質問を行いました

昨年12月に新庁舎の位置条例が議会で否決され、その後、市長は市民との懇談を行っていますが、「新庁舎整備基本計画は変更しない。設計段階で考える」としています。

 今年度は学校整備計画や公共施設再編計画の見直し、市庁舎現在地利活用基本計画策定など大変重要な計画策定等が行われます。市の姿勢、公共施設の在り方が問われています。

公共施設再編計画

大船消防署・深沢出張所廃止計画再検討を

 深沢まちづくり地域に市役所と消防署の合築が位置づけられ、大船消防署と深沢出張所をなくす計画です。理由は小袋谷跨線橋の完成でアクセスが改善されるからとしています。
 消防は「消防指針に基づいて8分で消火活動ができるよう、直線距離2・5キロ範囲を警戒区域とし、市内全域を包含できる計画になっている。大船、深沢消防を廃止しても対応できる」としています。

 市民の安心・安全を守ることは最優先であり、大船消防署を廃止していいのか、深い検討と市民への説明を求めました。

大船・鎌倉体育館廃止は見直しを

 大船、鎌倉体育館、鎌倉海浜公園プールを集約し、深沢まちづくり地域に総合体育館を造る計画です。鎌倉体育館はトレーニング器具があることから個人利用の割合が多くなっており、市民の健康づくりに寄与しています。一極集中でなく、少なくとも大船、鎌倉地域に体育施設を残す必要があるのではないでしょうか。

5地域に行政センターを残し充実を

 行政センターの窓口機能を本庁舎に集約する計画では、市民の声や議会での追及から、市長は鎌倉、深沢、大船行政センター支所の窓口機能は残すと変化しています。しかし腰越、玉縄の窓口廃止方針は変えていません。マイナンバーカードを使いコンビニで証明書等が発行できるので「窓口業務」は本庁舎に集約、縮小の方向です。窓口業務は、住民の出生から死亡まで人生や生活の重要な場面において最善の行政サービスにつなぐ役割を担っています。行政センターの充実こそ必要ではないでしょうか。

学校整備計画

地域拠点校構想は見直しを

 5地域に「地域拠点校」を造り行政センターを廃止。図書館、学習センター、支所の地域支援事業機能及び老人センター等を合築する方針で、延べ床面積を26・6%減らす計画です。

 小中学校では少人数学級の拡大や不登校対策等で空き教室が少なくなっている現状があります。老朽化した学校整備を計画的に進め、「拠点校構想」は見直すべきです。

新着情報

過去記事一覧

  • 赤旗新聞
  • JCPWEB
PAGE TOP