〒248-8686神奈川県鎌倉市御成町18-10(鎌倉市役所内2階)
TEL:0467-23-3000
皆さんが安心して暮らせる住みよい鎌倉市、環境・平和・福祉の鎌倉市を目指して
たかの洋一のかけある記 見解・主張・資料

2023年5月10日

文化行政に力をいれた鎌倉市政を求めて

市内最大の文化施設である鎌倉芸術館は今年10月に開館30周年を迎えます。現在、指定管理者として施設を運営している鎌倉市芸術文化振興財団の自主企画として、鎌倉に縁のある小津安二郎展や松竹大歌舞伎などの公演を準備されているとのことで、応援している一人です。芸術館は3期15年にわたりサントリーが指定管理を担ってきましたが、市がきちんと支援せず「嫌気」をさして撤退してしまいました。市の職員で運営を担える体制は全くなく、このままでは「休館」の危機もあったなか、鎌倉市芸術文化振興財団に手を挙げていただきました。

同財団は鎌倉市が音頭をとってつくったにも関わらず、これまた市の文化行政の支援や姿勢が全くなっていないために、深刻な不信感が生まれていました。そのため、私は両者の間に適切に入るような形で「仲立ち」し、必要な審査と議会の議決を経て、昨年4月からの管理運営に結びつきました。その結果、30周年を迎えることができたのです。鎌倉が「文化都市」であるならば、財団と市が「車の両輪」になって市民とともに豊かな諸活動を築いていけるよう文化行政に力を入れ、姿勢を改善すべきです。そのために私も引き続き取り組んでいきます。

kyosei

新着情報

過去記事一覧

  • 赤旗新聞
  • JCPWEB
PAGE TOP