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たかの洋一のかけある記

2019年3月4日

「かまくらモデル」の実現を – ペットボトル削減にむけて –

いまプラスチックごみが世界的な問題となっていますが、鎌倉市では昨年10月に「かまくらプラごみ宣言」を行いました。県と連携しながらレジ袋の利用廃止・回収などを推進するとともに、新たな取り組みとして、プラスチック製ストローの利用廃止や市役所に設置している自販機のペットボトル飲料を最大限廃止する取り組みを進めるとしています。

日本でもペットボトルの使用自体を抑制する動きがようやく始まり、例えば積水ハウスは本社と関連会社29社・子会社7社に社内会議でのペットボトル使用禁止の通達を出したとのことです。社内の自動販売機からも順次ペットボトルをなくしていくとのことです。今後、そうした事例が増えれば、飲料メーカーの再検討が進む可能性があると報じられています。

ごみ問題の今後を考える場合、リサイクルは進んでいる一方、リデュースに大きな課題があります。特に、製造段階からの取り組みをどう進めるか、生産者側の姿勢が問われます。レジ袋やストロー、ペットボトルも根本的には生産レベルから解決しなければなりません。一つの取り組みとして、街中の自販機等からペットボトルを極力なくす「かまくらモデル」を提案するものです。

市職員に聞いたところ、自販機から全てのペットボトルをなくすと、現状では特に飲料水(ミネラルウォーターなど)がなくなってしまうとのことです。そうした事情に配慮しつつ最大限、市内の自販機等にペットボトルを置かないよう事業者と話し合い「かまくらモデル」を実現できたらと…。そうした取り組みが製造者責任を果たさせる機運を高めることにつながる、と思います。

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