10月9日13時30分~16時まで身障協との懇談を行いました。
毎年身障協と教育福祉常任委員との懇談を行っていますが、新しいメンバーとの懇談は初めてです。
身障協は戦後、傷痍軍人が会を立ちあげ、今日に至っています。大変歴史のある団体です。
現在は多くが視覚障害の方で、同行援護や音訳、点字等のボランティアの方が支えてくださっています。
生まれながらの障害の方は少なく、高齢になり、病気等で途中視覚障害になった方が多いとのことです。
情報取得については 点字、音声、拡大文字などあります。QRコードが増えていますが、読み取れない人の対応、
パソコン、スマホからの情報取得の為、研修など、講師への謝礼や交通費が出ていないなど課題が。
モノレール駅など駅員さんがいない場合、スイカの読み取り機が分からず困っているとのことでした。
今、市役所近く交差点はスクランブルになっており、渡る方向が分からなくなり困っていました。
歩道にエスコートゾーンが設置設置され、鎌倉西口から点字ブロックが新しく敷かれることになり喜んでいるとのこと。
しかし、今ある横浜銀行前の点字ブロックを取り払ってしまうとのことですが残してほしいと市に要望しているとのこと。若い、ある程度見える視覚障害の方は点字ブロックがないと渡れなくなり困ると訴えていました。
1人1人の障害に寄り添った対応が大切ではないかと思いました。
エスコートゾーンって
- 視覚障害者が横断歩道から外れることなく道路を横断できるように配慮された設備です。横断歩道の中央部に点状の突起によりラインをつけています。
- 道路に斜めに敷かれた横断歩道や直角に交わらない変則的な交差点などでは、対岸の適切な位置に視覚障害者を誘導するために有効です。