武田薬品工業は、鎌倉市・藤沢市域にまたがる土地に大量の実験動物を焼却処分する炉を含む新研究所を建設中です。
これに対して周辺住民等から公衆衛生上の安全措置を求める陳情書が出され、賛成多数で採択されました。
事業者が「動物焼却炉の立地を規制する法は無い」などと主張しているなか、主な問題点として、住民はバイオ関連施設に対するWHO(世界保健機関)指針を踏まえ、公衆衛生の観点から説明責任を求めていますが、極めて不十分であることが挙げられます。
さらに、実験動物の死骸が一般ごみと同じ扱いで、焼却炉が住宅密集地に近接して設置されることへの不安に応えていません。
党議員団は、住民の安全を守る立場に鎌倉市がしっかり立って、事業者に説明責任を求めるよう賛成しました。