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議会での質問等

2016年10月20日

市営住宅耐震補強と改善を 深沢まちづくり計画に 保健医療福祉センターを

9月議会一般質問で吉岡議員は、①市営住宅の耐震補強と改善について②保健医療福祉センターについて質問しました。

議会2016年9月吉岡

市営住宅の申し込み倍率は5倍ですが、吉岡議員の質問で、74戸もの空き家があるのに放置されていたことがわかりました。理由は耐震性に問題があるのに手当がされていなかったことが大きな原因であることがわかりました。
    市営住宅は公共施設再編計画で集約し、移転

市は公共施設再編で将来、人口及び税金収入が減小するとして、約30%公共施設面積を減らす計画です。市営住宅は642戸ですが、計画ではファミリー層向けを減らし、高齢者、単身世帯用の広さにしようとしています。
また、諏訪ケ谷住宅と借り上げ住宅以外は旧耐震基準住宅です。構造上問題ありとして、空き家になってもあっせんを保留している空き家は40戸で、現居住者を含め174戸が構造上問題ありの住宅です。

アパートを借り上げ、
             現戸数は確保を

公共施設再編では、諏訪ケ谷住宅と民間借り上げ住宅以外は数年で集約し、建て替える計画です。新しい市営住宅は増設せず、耐震に問題がある空き家は貸さない、現居住者は別の住宅に空き家が出れば、移動してもらう方針です。
居住者の安全を守るため、集約化ではなく、早期に住宅を確保するよう求めました。
1980年(昭和55年)以来、鎌倉市は市民病院問題を入り口に保健医療福祉の拠点づくりの在り方を審議会で検討してきました。2010年(平成22年)には提言が出され、市の実施計画に位置付け、進められていたのです。
しかし、松尾市長は公共施設再編計画を検討する中で、この計画を棚上げしてしまいました。原点に返って、きちんと位置付けるべきです。

健診や障がい者歯科診療等
                              健康づくりの拠点を 
 
歯科医師会はレイウエルが廃止されて以来、休日急患診療を大船の歯科医師会事務所で行っていますが、エレベーター設置等がないため、障害者歯科診療は実施したくてもできません。車いす対応ができないのは県下では鎌倉市だけです。また、母子健診等も拠点がないため、生涯学習センター等を利用しています。

保健センターがないのは
                              県内3カ所だけ

深沢まちづくり計画は「ウエルネス」をコンセプトにしています。しかし、今まで計画のメインになっていた、「看護大学」もなく、2004年(平成16年)の計画に位置付けられていた、「保健医療福祉センター」は、現在の見直し計画にはありません。
健康づくりを市の政策の中心に位置づけ結果として、介護・医療の負担軽減を図ることが必要です。そのため、健康づくりの拠点建設を求めました。
(その他の一般質問項目
◎水害対策について
◎源氏山公園のトイレの改善について 詳しくは議事録でご覧ください)

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