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「市民健康づくりを地域で推進を」2010年9月議会

鎌倉市は独自に20歳から40歳未満の歯周病やキット健診、特定健診以外の独自検査等を行い、市民の予防に努めています。う喰率(虫歯)は全国平均を下回り、学校や家庭での歯磨きや食指導が功を奏しています。

長野などに学び、地域で健康づくりを

長野県は1人当たりの老人医療費は全国一最小です。40年以上の、予防医療、保健活動の積み重ねが結果として、健康で長生き、医療費も少ない県になったといえます。

健康推進する市民を育て、地域での保健活動や公民館での生涯学習も盛んで、現役で働 く高齢者の割合も高いのが特徴です。

長野県原村では65歳以上と子供たちも15歳未満まで医療費無料化を長年続けてきました。障害者施策の充実、保育料も安く、子育てしやすいと評判です。長野県の中でも老人医療費が少ない村です。市民の福祉・暮らし、安心の政治が結果として元気な村づくりになっています。

市長は小児医療費無料化制度やキット健診を事業仕分けの対象にしましたが、更に充実 する検討こそ必要ではないでしょうか。

小学校単位で保健師が中心となり、健康づくりの推進を

長野県は十万人あたりの保健師は58.5人、全国平均は34名、神奈川県は20.5人、鎌倉市は21人です。

長野県に学び、保健師を増員し、健康推進委員を置くなど、鎌倉市にあった健康づくり の取り組みを求めました。

「市民ニュース」2010年10月号より