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今泉小学校フリースペース、給食、由比ガ浜中学校に教育福祉常任委員会で行ってきました

1 小学校給食 試食 と今泉小学校フリースペース「いまテラス」

2025年11月27日

いじめや不登校、問題行動等対応すべき子どもたちが増加しています。

鎌倉市は全小中学校にフリースペースを2026年までに整備します。

教育福祉常任員会で12時30分から今泉小でフリースペース「いまテラス」と小学校給食の試食。15時からは由比ヶ浜中学校を訪問しました。

 

この日の給食は「かながわ産品給食デー」。鎌倉市でとれた釜揚げシラス、県内でとれた春菊のかき揚げ丼とみそ汁。わかめ、みそが県内産でした。

大量に準備するのは難しく年に1回程度とのことでした。自校で作っており、温かい給食 おいしくいただきました。

 

今テラスは今を照らすという意味。音に敏感な児童はイヤーマスクをつけていました。(下記写真)

イヤーマスク.1

自分のことを見つめてもらうことを大切に 自己肯定感を大切にして個別指導

気づく、決める、伝える、試す という具体的な働きかけをしているとのことでした。

いろいろな面で敏感なお子さんが多いので、刺激調整が大事にしている

教室の入口にはパーテンションを置き、外との刺激を少なくする対応をしていました。会計年度職員が2名で毎日1名の配置

担任と子供がつながるように、担任は毎日「いまテラス」を訪ねるようにしている

いまテラスの担当の先生は

学校に来られることが大事だと思っている。本人が行きたいと判断できる

課題は人の配置 勉強教えられる人の配置 

不登校になっていた子供が今テラスに来るようになり 友達との関係ができるようになってほしいと思いました

15時~ 由比ガ浜中学校へ 

2025年4月に御成中学校の分校としてオープン

不登校の子どもたちのための学びの多様化学校として開校され、 鎌倉地域全体から31人の生徒が在籍しています。卒業後は高校入学等、次につながっていけるのです。10カ所目の中学校。

不登校だった子どもたちが自分の意思で行きたい場所になっているなと感じました。

自己肯定感を大事に

小学校からずっと不登校だった子どもたちが少しずつ自分を取り戻し、友達とのかかわりができていく姿が示され、1人1人により沿った取り組みが大事であると思います。

先生、カウンセラー等、人の配置があることが、1人1人により沿った対応ができるとおもいます。

今,不登校児童生徒が増えているとき、この学校だけでなく、多くの居場所が必要であると思います。