ますます深刻 保育園待機児問題 !
鎌倉市では申しこみがすでに700人を超えています。昨年4月には申し込んだ620人のうち300人の子どもが保育園に入れませんでした。そのうち0歳児 75人1歳児は 120人、2歳児56人と低年齢児が大きな割合を占めています。今年も2月時点で150人入所できませんでした。
4月から旧深沢保育園舎を使って、3歳未満児の保育園が開設されました。定員は0歳6人、1,2歳はそれぞれ12人です。しかし不足が解消するにはまだまだです。3歳以上児でも、これから仕事を探す場合は入りにくくなっています。
女性の就労が増えています。社会の進歩というだけでなく、女性も働かなければ生活できなくなったのも事実です。
待機児解消として国は定数を超える入所を奨励するとともに、保育所の最低基準を廃止して地方にゆだねようとしています。鎌倉市でも1割から2割の定数超過での受け入れを行っています。しかし決して広くない部屋や園庭に、正規職員を増やすことなく超過受け入れをすることは子どもへのストレスになるのではないでしょうか。
給食調理の民間委託、臨時や非常勤の保育士の割合が高まるなど現場ではチームワークの維持が大変になっているようです。現行制度のもとで抜本的に保育所を増やしていくことが求められます。
寺分保育園の民営化は?
寺分保育園には23年度から民間委託とする計画がありますが、保護者の反対があり、23年度実施は先送りととなりました。一昨年の山崎保育園民営化では、保育の質を低下させないために親たちが多大な時間を割いて意見をあげてきました。株式会社への委託や短期間で引き渡した他市の悪い例を繰り返さないよう、熱意をもった社会福祉法人を選ぶために協力してきました。人を育てる事業を任せるには、安上がり至上ではいけません。
今、国が保育園の市責任をなくし、園庭はいらない、保育所の最低基準をなくすなど更なる規制緩和で運営しようとしています。園との直接契約にするなど、市の責任が後景になると第2の介護保険になるのではと心配です。子どもたちが健やかに、そして保護者が安心して働ける環境を整えるよう市や国に求めて生きたいと思います。


