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倒木の心配 危険な歩道 改善急いで

市民の努力で残してきた緑は、樹林管理も大きな課題です。昨年の佐助や小坪海岸トンネルでの倒木、土砂崩落事故では、改めて樹林管理の必要性が明らかになりました。

樹林管理は 各課が連携で

古都法等法指定の民有地の枝払いは、6年に1回から3年に1回、予算も2・6倍に改善されました。しかし法指定がされていない道路脇等は課題で、各課の連携を求めていました。
「鎌倉市危険斜面及び危険木に関する調整会議」が設置され、みどり、道路、防災等関係各課が連携して情報や問題点の共有を図り、対策を行うことになりました。

道路・歩道の改善を

道路の補修計画は来年度見直し予定ですが、歩道整備計画は大船・西鎌倉線しかなく、しかも1985年に計画策定以来、整備率は78%と進んでいません。歩道が整備されている場所も木の根の影響で波打っている箇所が多数見られます。市民生活にかかわる道路、歩道の整備を計画的に行うよう求めました。

足りない作業センター職員

道路の簡単な補修、川の浚渫(しゅんせつ)など年間約3000件の要望が寄せられています。
しかし職員退職不補充のため、以前は8班体制で行ってきた仕事が4班しか組めず、一部委託に出すようになっています。それでもなお、2016年度の要望処理率は77・5%です。今年度から9年間でさらに職員109名削減しようとしています。
市民の安心・安全を守るため、作業センターの不補充をやめ、現状体制は維持すべきであり、今後の検討を強く求めました。