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北鎌倉駅洞門 文化財的価値がある 文化庁に要請

7月5日 10時から畑野きみえ衆議院議員を通じ、赤松議員、市民とともに、文化庁文化財調査官に要請しました。

6月30日 鎌倉市議会本会議において、文化庁をはじめとする日本政府等に対して、北鎌倉隧道が所在する尾根の文化的価値の検証並びに安全対策にあたって適切な支援・助言・関与を求めることに関する意見書を全会一致で採択したことを報告。文化庁調査官は、北鎌倉トンネルの所在している尾根は重要文化財に指定されている円覚寺境内絵図に円覚寺の境界として描かれていることから重要であり、文化的価値があると指摘していましたが、改めて「原型をとどめていないから価値がないのでなく、のこされている部分があることに価値がある」と指摘していました。そのうえで、文化財専門家による検討が必要であるとしています。

世界遺産登録の再挑戦に取り組んでいる鎌倉。最近は日本遺産にも指定された鎌倉。鎌倉の歴史と景観に恥じない取り組みが求められます。