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不明朗な小町通り電線地中化工事

平成19年度から4カ年計画ではじまった同工事で、市は工事の支障となる埋設物である古いコンクリート管埋設物の撤去費用・約4千万円の追加予算案を9月議会に提出しました。

ところが提案説明の直前になり、既に撤去済みなのが判り、工事内容を変更して提案したことが問題となりました。議会審査を通して、市は弁護士や技術専門家の協力を得て、経過と問題点をまとめ、2011年12月議会に報告書を提出しました。

所管の委員会に報告され、事実経過は判ったものの、300mの埋設物を撤去する工事を、必要な手続きを踏まずに進めてしまった真相は闇の中です。

市、原因究明の再調査を約束

約4千万円もの費用を要した撤去物は本来、原因者負担ですが本当に原因者が不明なのか。工事費に入れて市費で撤去することを誰が決定したのかなど、疑問は未解明のままです。

委員会で、赤松議員は、「問題点が解明されなければ、生きた再発防止にならない」と厳しく指摘し、市は改めて再調査することを約束しました。